ポケモンコロシアムの強制消費が固定であるポケモンの乱数調整について実際に行った手順です。この記事の手順で乱数調整できるダークポケモンは以下のとおり。
ノコッチ・ウソッキー・カポエラー・エンテイ・スイクン・オドシシ・イノムー・ニューラ・エイパム・フォレトス・キマワリ・エアームド・ミルタンク・バンギラス
→ 強制消費固定の場合の乱数調整手順を参照
グライガー・ヤミカラス・デリバード・ヘラクロス・リングマ(NPCによる不定消費あり)
→ 上記ポケモンの乱数調整を踏まえた上で、 展開がある場合の乱数調整手順を参照
コロシアム乱数記事は以下にまとめています。
乱数調整で使用したツール
・OBS Studio 27.2.4(64bit)で行っています。ゲームキューブの画面が移るソフトであればOBSでなくても可能だと思います。
・CoSearch 最新β版 CoReaderと併せて夜綱様のサイトよりDLさせていただきました。
・xdseed / xdpokemon ギンザル様のサイト(アーカイブ)よりDLさせていただきました。
・CCTimer ぼんじり様のサイトよりDLさせていただきました。使い慣れているものでも良いと思います。
※CoToolは現在公開停止されているため、本記事ではCoToolなしで乱数調整を行っています。当ブログではCoに限らず乱数調整の手順を公開していますが、乱数調整で得たポケモンやセーブデータの販売等は絶対にされないようお願いいたします。
今回使用した環境とソフト
・ニンテンドーゲームキューブ
・ポケモンコロシアム
・キャプチャーボード PC-SDVD/U2Gを使用しました
ポケモンコロシアムの乱数調整とは
前提としてポケモンコロシアムで乱数調整をする際の仕様や注意点などはこちらに書きました。
強制消費固定の場合の乱数調整手順
本項では、フィールドに不定消費がなく強制消費が固定である場合の乱数調整について、筆者が行った手順を記載する。
強制消費とは目的のポケモンをくりだすトレーナーとのバトルに入る際に消費されるもので、この強制消費が固定のポケモンは他に時間経過等による消費が起こらないため、比較的簡単に乱数調整ができる。基本的な流れは他の乱数調整でも変わらないため、まずは本項の手順を理解すると良い。
まずはポケモンコロシアムを目的のポケモンをくりだすトレーナーと戦えるところまで進め、一番近いパソコンでレポートをかいておく。このとき乱数調整成功の可否をすぐに確認するため手持ちポケモンは1匹空けておくと良い。
ゲームを再起動し、CoReaderを使用して「とにかくバトル」により現在SEEDを特定する。(CoReaderの設定が完了していない場合はこちら。)
※画像のseedは実際に使用しているものではないので注意
続きから始め、目的のポケモンをくりだすトレーナーの直前まで移動する。画像はノコッチの場合。手持ち画面を開き、瞬き用ポケモンのステータス画面から現在SEEDを確認する。
※画像のseedは実際に使用しているものではないので注意
CoSearch(最新β版)を起動し、目標個体を検索する。
現在のSeedには「瞬き」で求めた現在SEEDを入力する。色違いを狙う場合は右上のTID/SIDを入力し、「色違いのみ」にチェックを入れる。
次に、乱数調整を行うポケモン及び個体値等を指定する。検索範囲は後述するが高速での消費が可能なので広めでも良い。(初回はズレを調査する目的で成功しないと思われるので、あまり広すぎない方が良いかも…)なお、強制消費はポケモンを指定した際に自動入力されるのでここでは入力の必要はない。
入力ができたら計算ボタンを押すと、結果が表示される。
結果が0件だった場合は、検索範囲や個体値等の条件を変更してみる。
目標個体の消費数が多い場合は、ダークポケモンのステータス画面利用した高速消費で、残り数万程度まで余裕をもって消費を行う。ダークポケモンのステータス画面では消費速度が17146.6/秒であるそうなので、「(目標消費数‐残したい消費数)/17146.6×60」で計算した数字をタイマーに入力、スタートと同時にダークポケモンのステータス画面を開き、終了と同時に閉じる。
また、ダークポケモンのステータス画面を一瞬開いて閉じることで、2000~4000程度の消費が可能なので、併用して調整していく。
消費が終わったら再度「瞬き」で現在SEEDを求め、CoSearchに入力・計算し、目標個体が待機できそうな範囲に表示されているか確認する。
筆者はあまり個体に拘りがなかったため、計算が面倒な場合はゲームを再起動して「とにかくバトル」での現在SEED特定からのやり直しも利用した。(慣れてきたら「とにかくバトル」で現在SEEDを求めた時点で、移動の消費数を加味した目標個体を検索し、必要に応じて再起動する)
無事目標個体が見つかったら結果をダブルクリックで「消費計算」ウィンドウを開く。今回は何も変更せずに計算。
表示された結果の「消費数」の分だけ瞬き画面で待機をし、「スナッチリスト」の回数分スナッチリストを開閉することになる。自分が出来そうなものを選び、結果をダブルクリックでタイマー画面を開く。
Startと同時にゲーム内で瞬き用ポケモンのステータス画面を開く。タイマーの音と瞬きのタイミングが合うように「早める/遅らせる」のボタンで調整する。タイマー停止直前になると、音が瞬きのタイミングではなくカウントダウンに変わる。0になると同時にゲーム内ステータス画面を閉じる。
次にゲーム内P★DAを開き、指定の回数分スナッチリストを開閉(以下の画面を表示で1回)する。終わったらトレーナーに話しかけ、目的のダークポケモンを捕獲する。
このときの目標個体とのズレが、次回以降「消費計算」ウィンドウ上部の「制動時間」に入力する数字となる。なお、実際の目標個体は強制消費分を含めた位置(ノコッチの場合は4の位置)にあるので、画像の場合10となる。(筆者は間違えて14にしていました…)この制動時間は他の乱数調整をする際にも使用するため、メモしておく。
同様の流れで「消費計算」ウィンドウで求めた制動時間を入力し、試行回数を重ねる。何度も同Fずれる場合は必要に応じて「制動時間」を増減し、正しい数字を求める。
目的の個体が出たら成功。
展開がある場合の乱数調整手順
展開があるポケモン(ここではグライガー・ヤミカラス・デリバード・ヘラクロス・リングマ)の乱数調整について、前項の乱数調整を踏まえた上で筆者が行った手順を記載する。なお、リングマはNPCによる不定消費が発生するので注意。
これらのポケモンは基本的な流れは前項と同じものの、同じ性格値の個体が複数続いて出現するため、なかなか目的の個体がヒットしない場合が多い。そのためSEEDを調整する手順が必要になる。なお、この手順は通常の乱数調整で条件の関係上目標個体までの消費数が多い場合にも利用できる。
まずは通常通り「とにかくバトル」と「瞬き」により現在シードを求め、CoSearch(最新β版)で目標個体を検索する。ここで結果が出た場合は通常通り乱数調整をして良い。
次に、xdseedを起動し、「目標のシード」タブを開く。「シード」には現在SEEDを入力し、消費数はできるだけ広くする。「目標のシード」には先ほどxdpokemonで決めた目標個体の「開始時シード」を入力し、計算を押す。ここで出力された消費数が目標個体までの消費数となる。
消費が終わったら再度「瞬き」により現在SEEDを求め、xdseedの「シード」欄に現在SEEDを入力し、検索する。現実的な消費数になっていればあとは前項の方法で通常通り乱数調整を行うことができる。
無事目標の個体が出たら成功。
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